カテゴリ:不動産売却の流れ / 投稿日付:2021/02/17 09:35
9、残代金の受け取りとお引渡し
一般的な売買契約では、契約締結時に手付金を授受し、数週間から数ヵ月後に残代金の決済と物件の引渡しを行います。
決済・引渡しの日までに、次のようなことについて準備確認しておくことが必要になります。
■事前準備
1. 残代金の準備(融資実行等の確認)
2. 固定資産税等の精算金
3. 登記費用の準備など
※必要な金額や金種(現金なのか預金小切手なのか)を媒介業者等に確認して準備します。
■事前確認
1. 境界の確認…売主に境界標等を明示してもらい境界を確認します。
なお、契約の締結の前までに隣地と境界トラブルがないかを確認しておくことも大事です。
2. 物件の確認…設計図どおりに完成しているか(新築住宅の場合)、売買契約時に確認したことと変わっていないかなど
3. 付帯設備の確認…付帯設備の有無、使用可能かなど
■その他
★図面等をもらいましょう
戸建住宅の場合、引渡しを受けるときは図面一式(配置図・平面図・立面図・仕様書・設備図など)を もらいましょう。将来、リフォームや増改築などをするときに役に立つでしょう。(中古住宅の場合、紛失等で図面がない場合もあります。)
10、確定申告・税金の支払いにつづく