カテゴリ:不動産用語集 / 投稿日付:2022/01/29 12:00
【相続税】を計算する
①「課税価格」を計算する
まず、相続税の対象となる課税価格を計算します。
被相続人の遺した一切の財産の相続税評価額を合計し、
さらに加えるものは加え、引くものは差し引いて、
その結果出た額が相続税の課税価格となります。
課税価格を出すにあたって相続財産に加えるものは、
みなし相続財産と呼ばれる生命保険金や死亡退職金と
相続開始3年以内の相続や遺贈により財産を
もらった人に対する贈与財産などです。
また、相続財産から差し引くものは
葬儀費用と被相続人の債務です。
② 課税遺産総額の計算
次に、基礎控除額を計算します。
この基礎控除の額は、定額控除と、法定相続人の
数に応じた控除を合計して算出します。
なお、法定相続人として認められる養子の数には制限があり、
実子がいれば1人、実子がいなければ2人までとなります。
課税価格の合計額から基礎控除額を差し引いた残りが、
課税遺産総額です。
相続税は、この課税遺産総額に基づいて計算されます。
もし、相続税の課税価格が基礎控除額以内であれば、
相続税はかかりません。申告も不要です。
③ 相続税総額の計算
課税遺産総額を法定相続分で分け、
それぞれの相続税を計算して合計します。
実際の相続人や相続割合に関係なく、
法定相続人に法定相続分で分けて
計算することに注意して下さい。
この合計額が、相続税の総額となります。
④ 相続人それぞれの相続税の計算
相続税の総額を実際の相続人に、
相続割合に応じて分配します。
配分された額から控除があればその額を
差し引いた額が、各人の負担すべき相続税額となります。
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