カテゴリ:売却相談 / 投稿日付:2021/11/02 16:30
【売れない土地】
放置しない方が良い理由
自身にとっては特に必要性がない土地なのに、
思うような価格で売却できないために
なんとなく所有し続けているというケースが
よくあります。
しかし、土地を所有するからには
管理責任が生じます。
管理のための費用や税金など、
経済的な負担も発生するため、
意味もなく所有し続けるほうが
マイナスになる場合もあるのです。
●土地の管理に手間や費用がかかる
所有している土地を放置していると、
雑草が生えてきてしまう恐れもあります。
雑草が生い茂ると、虫が寄ってきます。
近隣に農地などがあって自身の土地が
害虫の温床になれば、苦情が出かねません。
また、冬場になって雑草が枯れれば、
火災の発生源になる恐れもあります。
自身で草刈りするのは大変な労力を伴いますし、
専門の会社に除去を依頼すれば、
それなりにコストが発生します。
近隣の土地所有者から苦情が出ない状態を
維持する必要があるので、放置したまま
何もしないというわけにはいかないケースが大半です。
●古家があって近隣トラブルに発展する恐れがある
土地上に住宅などの建物がある場合は
さらにやっかいです。
老朽化した木造家屋が立っている場合などは、
火災の原因になったり、倒壊の恐れがあったりと、
近隣の土地所有者や通行人に迷惑をかけてしまう
恐れがあります。
また、荒れた状態の土地や建物は、
きちんと管理されていないことが一目瞭然です。
不法占拠や不法侵入、不法投棄などを
誘発しやすくなるという危険もあるのです。
こうしたリスクを避けるためには、
土地上の建物を解体する必要がありますが、
当然、解体するには専門業者に依頼する必要があり、
相応の費用がかかります。
住宅用地の場合、建物を解体して更地にすると、
固定資産税や都市計画税が高くなってしまう
というデメリットもあります。
解体費用やその後の管理コストを踏まえても
持ち続ける意味があるのか、
しっかり確認する必要があるのです。
●放置している間に土地の価値が
下がっていしまう恐れも
不動産仲介会社に売却を依頼したものの
買い手が付かず、結果として長く放置
し続けてしまうようなケースもありますが、
これは土地の価値を下げることにつながりかねません。
売却を任された不動産仲介会社は、
自社サイトや不動産流通機構のネットワークシステムに
物件情報をアップします。
同じ情報が長期間アップされたままだと、
みんなが購入を避けるような特殊な事情があるのでは
などという疑念を抱かれかねません。
そして、売れ残りイメージが定着してしまうと、
実際の相場より価格設定を大幅に
下げざるを得なくなるのです。
●土地を所有しているだけで税金が課せられる
不動産を所有していると、
固定資産税や都市計画税などの税金が課せられます。
つまり、所有しているだけで毎年負担が発生するのです。
税額は、土地の立地条件などで変わります。
郊外の山林などはあまり大きな負担になりませんが、
市街地などでは数万円単位で課税されます。
固定資産税の額は、年に一度、
立地する自治体から届く納付書に記されているので
確認してみましょう。
代々引き継いできた土地なので守り続けたい
いずれは賃貸住宅を建てて運用するつもり
など、明確な目的がある場合は別ですが、
ただなんとなく持ち続けているという場合は、
どうするべきかを考えてアクションを
起こしていかないと、無駄な出費が
かさんでしまいます。
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三河エリアに強く、
売却経験の豊富なスタッフが在籍しております。
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