カテゴリ:購入相談 / 投稿日付:2022/01/11 11:45
【頭金】増やすデメリット
デメリット① 頭金を貯めていく時間がもったいない
まとまった金額の頭金を貯めるのに
3年や5年といった時間がかかるとしたら、
その間にどんどん歳をとってしまいます。
60歳または65歳までに住宅ローンを完済できるように
返済期間を設定するなら、
それだけ返済期間を短くしなければなりません。
また、頭金を貯めている間に、住宅ローンの金利水準が
上がってしまう可能性もあります。
もちろん、貯めている間に住宅ローン金利が下がる
可能性もありますが、現在のような超低金利の水準だと、
下がる余地よりも上がる余地のほうが
大きいのではないでしょうか。
さらに、希望する物件価格が不動産市況によっては
上昇していく可能性もあります。
どのみち買うのであれば、待たないほうが
いいというのもひとつの考え方です。
デメリット② 頭金が貯まるまでの家賃がもったいない
現在、賃貸に住んでいて、家賃を支払っている場合、
まとまった金額の頭金が貯まるまでの時間が
もったいないだけでなく、その間の家賃負担も
もったいないといえるでしょう。
500万円の頭金を貯めるのに5年の歳月がかかったとすると、
その間の家賃もかかります。
もし、年間100万円なら合計500万円の家賃負担が
発生するわけです。
デメリット③ 安全確実に増やせる金融商品がない
昨今、住宅ローン金利が過去最低金利の水準に
なっているのと同様に、
預貯金金利も過去最低水準にあります。
大手銀行だと普通預金金利が0.001%、
定期預金金利も0.002%といった水準です。
ネット銀行など、一部の銀行で0.1%や0.2%の
金利を提示しているところもありますが、
それでも1%に満たない金利水準です。
安全確実にお金を増やすというのは、
かなり厳しい状況でしょう。
ということは、お金を貯めていく過程で複利効果
(利息にも利息がついて、よりお金が増えていく効果)は
なかなか期待できない時代だといえるわけです。
やはり、頭金が貯まるまでの時間や家賃がもったいない。
どうせマイホームを買うのであれば、
急いだほうが得策かもしれません。
とはいえ、若い世代の方々ほど、「貯蓄グセ」を
つけておくことの重要性、
家計管理をきちんと行っていくことの重要性は、
しっかりと覚えておいてほしいものです。
後先考えずマイホームを買ってしまうと、
将来の教育資金や老後資金にシワ寄せがいく
可能性が高まりますので、慎重に検討することを
忘れないようにしてください。
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